背景画像の中の比率

背景画像の中の比率

最初から白紙に描く場合には問題ないのですが、たとえば写真を見て模写をする場合などに、写真の中でいくつか基準点をとり、それらの点と点の間の長さやその比率を測りたいことがよくあります。

 

画像:写真の中にいくつか基準点がある(A,B,C)
写真の中にいくつか基準点がある(A,B,C)
この写真の中にはA,B,Cの3つの点があります。
これらの点を結んで線を描き、それらの線の比率を求めてみます。
線ABは線BCの何倍でしょうか。

 

画像:写真なしで点ABCだけ
写真なしで点ABCだけ
背景画像をなくすとこのようになります。基準点を定めても、背景画像があるとそれらの画像に惑わされ、正確な比率が読みにくかったりします。
これに対しては有効な特別な技法はなく、コツとしては背景画像をできるだけ見ずに、基準点だけしっかり見ることです。

 

自信がなかったら写真に取ったりして、定規で測って比率を求めましょう。

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基礎スキル
美術の基本的スキルの中に、測定と描画の2つの能力が必要です。
等分の感覚
計算して描画するときは線を何等分かにすることが多いので、等分したときに線のどの位置で分割するかがすぐにわかったほうが有利です。
倍数の感覚
等分の感覚と逆に、ある線が別のある線の何倍か、というのがすぐにわかったほうが何かと便利です。
3分割・4分割
2分割以上の分割、3分割、4分割などもやってみましょう。
数値計測と等分
分割数が5や7となると、直感で分けるのが難しくなってきます。直感でわからなかったら定規を使ってもいいでしょう。
異なる角度の測定と描画
2つの線の長さを比較するとき、常に2つの線が同じ方向に伸びているとは限りません。異なる方向に伸びた線の長さの比を出したいことがあります。直感でわからなかったら定規を使いましょう。
曲線の測定と描画
人体の大半は曲線で成り立っているため、実際に描画するのはほとんどが曲線です。長さは直線で測定し、それら直線に従って曲線を描くことになります。
最低限の模写スキル
人体描画に模写は必須のスキルではないのですが、模写のスキルがまったくないと創作描画も難しくなります。最低限必要と思われるレベルの模写の練習をしてみましょう。
全体の基準点・基準線を描く
模写をするときのコツとして、基準となる点や線を先に測定し、紙面上に取っておく方法があります。
全体から描いていく
模写でも創作でも、まずは全体の長さを紙面に取り、それから少しずつ詳細に入っていきましょう。いきなり詳細から細かく描画すると、長さを誤りやすいです。
二重に計測する
長さの計測をするとき、別の基準から二重に計測する方法があります。
詳細を描いていく
概形ができたら次は詳細の描画に入っていきましょう。最初は長い線から描き、次に短い線を描いていくようにします。

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