部分的に使用する

BOX理論は数学を使うので、かなり難解な面もあります。
また計算しなければならないので、3DCGを使わない限りはある程度の時間がかかる上、計算間違いのリスクもあります。
遠近法なども加えるとさらにややこしくなります。

 

そこでより簡易な手法を考えることにします。
何もこの難しい理論のすべてを覚える必要はありません。カンがよければ、計算などまったくしなくても正確に描ける人もいるのです。

 

BOX理論は部分的に使用することも可能です。
「この部分は定規で計算するが、あとはカンでやろう」ということもできます。

 

「少々正確さは劣るが、理解が簡単ですばやく描ける」方法があります。ためしにやってみましょう。

 

 

関節点と骨の長さのみ

BOXを一つ一つすべて定規で測るのは面倒なので、関節点と骨の長さ(BOXの長さ)のみ定規で下書きし、後は直感で描いてみましょう。

 

顔も胴体も真正面を向いており、上半身のみ描くこととします。腕は適当な角度開いているとします。
先の章で描いたのと同じポーズです。

 

画像:ラフスケッチ。先のと同じ。
ラフスケッチ。先のと同じ。
このポーズで、とりあえずはBOXの中心線と、関節点のみ描いてみまs。

 

画像:BOXの中心線(縦と横)と関節点のみ描画
BOXの中心線(縦と横)と関節点のみ描画
これ以外は直感で輪郭を描いていきます。
縦の長さは中心線があるのでおよそわかります。横の長さも横の中心線があるので、だいたいはわかります。

 

画像:輪郭を直感で描いたもの
輪郭を直感で描いたもの
いかがでしょうか。本来の描き方よりは精密さが劣っているかもしれませんが、計算が少なく、速く描けています。
BOXがあまり複雑な回転をしていなければ、直感で描くのもそれほど難しくはありません。

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2017/7/29(土)「関西創作系オフ会」を開催いたします。ご参加お待ちしています。

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