BOX理論の簡易作図法(短縮法)

BOX理論の簡易作図法(短縮法)

  • BOX理論の簡易作図法
  • 要求される厳密さ

 

BOXの中央線のみ描画

  • BOXの中央線のみ描画
  • 回転後の中央線の見た目の長さ

 

数字を一切使わない方法

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模写で物体の長さを求める

  • 模写で物体の長さを求める
  • カメラで撮影

 

模写で物体の角度を測定する

  • 模写で物体の角度を測定する

 

奥行き回転後のBOXの長さを求める

  • 定規を回転させて比率を見る
  • 定規をクロスさせて回転させる

 

消失点の位置を求める

  • 消失点の位置を求める

 

奥行きの拡大縮小率を求める

  • 奥行きの拡大縮小率を求める

 

構図を変更する

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  • 顔面部分は縦横2回回さない

 

さらなる短縮法

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BOX理論の簡易作図法(短縮法)記事一覧

BOX理論の簡易作図法(短縮法)

BOX理論の簡易作図法今まで長々と数学的な説明をしてきましたが、こういった複雑な計算を実用するのはかなり難しい上、面倒です。しかも慣れるまでは計算に時間もかかります。よほど精密に描画する必要がある一枚絵ならまだしも、通常の人物のイラストだとそこまで下書きや構成に時間をかけることはありません。もう少し...

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BOXの中央線のみ描画

BOXの中央線のみ描画BOXを全部描くのは面倒なので、BOXの中心線のみ描き、いわば「骨格のおよその位置」のみ紙面に描きます。この中心線の位置や長さだけ数字で計算し、定規を使って紙に描きます。言葉で説明してもわかりにくいので、とりあえず作図してみましょう。BOXの中央線だけ描いてみます。画像:中央線...

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数字を一切使わない方法

数字を一切使わない方法ここからは数字をほとんど使わない方法を提案します。今まではややこしい数学を使って計算してきましたが、ちょっとしたラフ絵を描く場合など、いちいち計算するのは面倒です。計算するまでもないが、しかし適当に描いてしまうとずれてしまう、というような場合に、数字を使わずに直感的に長さを測る...

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模写で物体の長さを求める

模写で物体の長さを求める模写(目の前の風景を紙に写し取る)をするとき、鉛筆を定規代わりに使って長さを測ることがあります。画像:鉛筆で長さを測定。この画像は、キーボードのSHIFTキーの横の長さを測ってみたものです。鉛筆の芯の先端から、親指の爪の先の位置までの長さです。これをほかの物体にも適用し、ほか...

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模写で物体の角度を測定する

模写で物体の角度を測定する物体の角度を計測したいときがあります。特に遠近法のかかった「奥行き線の角度」は、間違いやすいものです。このようなときは、何かまっすぐな物体で測定するといいでしょう、長い定規があれば十分です。画像:定規で角度を測定。あるいは何か、水平と鉛直方向の基準になるようなものを使っても...

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奥行き回転後のBOXの長さを求める

定規を回転させて比率を見る奥行き回転させた後の線の長さは、今まで三角関数を使って計算してきましたが、計算するのが面倒という場合、定規を回転させて目測をつける方法があります。簡単にいえば、定規を体の一部分とみなし、回転前と回転後で長さの変化を見る、というものです。画像:これを奥行き回転させ、回転前との...

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消失点の位置を求める

消失点の位置を求める奥行き線には消失点があり、消失点の位置は奥行きの線の角度によって決まります。この位置が画面上でどこになるのかを求めたいときがあります。実際に存在する奥行き線の延長線上を見ても、1本の線だけでは消失点がどこにあるかわかりません。消失点の位置は「2本の平行な直線の交点」で求めることが...

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奥行きの拡大縮小率を求める

奥行きの拡大縮小率を求める奥行きのある物体の場合、実測値が同じでも、奥と手前では見た目の長さは異なります。手前になるほど拡大されて見え、奥に行くほど縮小されて見えます。この「拡大縮小具合」がどれくらいか、直感的に見てみます。何か長さの同じ四角形の物体を用意し、これを奥行き回転させ、手前と奥の長さを測...

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構図を変更する

構図を変更するBOX理論では奥行き回転が横、縦と2回回転させるので、計算が面倒でした。でも奥行き回転が1回だけであれば、計算はかなり楽になります。縦と横と2回回すときにもっとも計算が面倒になるのは頭部、特に顔面パーツの位置で、これらは斜め上や斜め下から見た場合に、かなりややこしいことになります。しか...

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さらなる短縮法

さらなる短縮法定規を使うのも面倒だという人は、さらに短縮法がありますが、正確さはさらに劣ります。これはもう、もともとのデッサン力によるところが大きくなるでしょう。定規を使わず、中央線の長さだけカンで描いていきます。最初はやはり、中央線から描いていきます。およそ各部の長さを覚えておきますが、定規も面倒...

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