構図を変更する

構図を変更する

BOX理論では奥行き回転が横、縦と2回回転させるので、計算が面倒でした。
でも奥行き回転が1回だけであれば、計算はかなり楽になります。

 

縦と横と2回回すときにもっとも計算が面倒になるのは頭部、特に顔面パーツの位置で、これらは斜め上や斜め下から見た場合に、かなりややこしいことになります。
しかし顔面パーツがこういったややこしい角度になると、表情が見えにくくなるため、実際にはあまり使われません。

 

そして頭部においては、ちゃんと長さを出す必要がありますが、体のほかの部分に関しては、少々長さや太さを間違えても、さほど気にならないことがよくあります。
そこでとりあえず、

 

顔面部分は縦横2回回さない
それ以外の部分は縦横2回回しても、計算しなくてもよい

 

というふうにすると、かなり楽に作業を進めることができます。

 

もし最初の構図決めで、顔面が斜め上や斜め下方向に傾いているとしたら、ちょっと修正し、縦か横か1回転だけですむような構図にしてしまうと楽です。

 

ただし構図を変更することは、その分出来上がった画像がつまらなくなる可能性が出てきます。
簡単な構図に変更するときは、それによって質が落ちていないかどうかをしっかり見ておきましょう。

お知らせ

次回の「関西創作交流会(主に自分の作品を見せながら雑談する会)」は9月9日(土)寝屋川市で行います。参加費無料なのでぜひご参加ください。

関連ページ

BOX理論の簡易作図法(短縮法)
美術でいちいち数字を計算するのは面倒なこともあります。そこで数字を使わず、あるいは簡単な計算で長さが出せるような方法を考えてみます。
BOXの中央線のみ描画
BOXの辺を全部描画するのは大変なので、骨の部分に相当する中央線だけ描き、これを参考にして全体の輪郭を描画してみましょう。
数字を一切使わない方法
今までの理論を、数字を使わずにやる方法を考えてみます。
模写で物体の長さを求める
模写するときに鉛筆を持ち、腕をまっすぐに伸ばして対称物体の長さをはかる方法がありますが、定規を使ったほうが正確に測れます。
模写で物体の角度を測定する
実写の風景のどこかの線の角度を求めるときは、水平や鉛直の基準があると便利です。L型定規といっしょに普通の定規で角度を測るとやりやすいでしょう。
奥行き回転後のBOXの長さを求める
BOXの回転後の見た目の長さを求める計算は非常に煩雑でした。これを数字を使わず、直感的に求める方法を考えてみます。
消失点の位置を求める
今見ている風景の中の、どの位置に消失点が来るかを知りたいことがあります。その見当のつけ方をみてみます。
奥行きの拡大縮小率を求める
奥行き回転させた場合に遠近による拡大縮小が生じます。このとき、奥と手前でどれくらいの拡大縮小があるか見当をつける方法を見てみましょう。
さらなる短縮法
短縮法にはいろいろな方法があり、ここで紹介したものも私が考え出したもので、たくさんあるうちの一つに過ぎません。工夫して、自分に合った作図法を考えてみてください。

トップページ サイトマップ サイト内検索 管理人プロフィール 関西創作系オフ会