3DCGソフトの使い方

共通要素で説明する

3DCGソフトの選択は、好みや条件によって使っているソフトは人それぞれになりそうです。

 

しかし実は3DCGソフトは、機能の根本的な部分については、どれをとってもあまり変わりません。

 

たとえばポリゴンと呼ばれる「面」をバーチャル空間上に設置していき、これらの集まりで立体を造形していきます。
これらポリゴンの中に「ボーン」と呼ばれる骨組みを設定し、これらを現実の骨と同じように動かし、関節を回転させる、というような部分は、どの3Dソフトでも同じです。

 

特定のソフトにしかない機能はここでは扱わないことにし、ほとんどすべてのソフトに共通な部分のみ取り出し、説明していきます。
なので私と同じソフト(Lightwave3D)を使っていないからといって、説明の意味がわからなくなる、ということはありません。

 

ただし機能制限されているような場合は、自分で再現できないことがあります。
たとえば私がおすすめしている「メタセコイア」というソフトは、フリー版だと「ボーン」の機能はありません。ボーンの機能は有料版(2015年現在、5000円程度)が必要のようです(ボーンを使わなくても、「親子付け」の機能があればBOX理論に応用することはできます。私が試しに使ってみたところ、メタセコイアのフリー版に親子付けの機能は見つけられませんでした)

 

 

基本的な使い方

3DCGソフトを立ち上げ、まず最低限知っておかなければならないと思われることを説明していきます。
画像では私の使っているLightwaveというソフトを使って説明していきますが、ほかのソフトでもやることはほとんど同じです。
細かい操作方法については、お持ちのソフトのマニュアルを参照してください。

 

 

3DCGソフトの使い方を学ぶには?

3DCGソフトにはそれぞれオンラインマニュアルや、付属でリファレンスマニュアルがついていることが多いです。
これらはいわゆる「リファレンスマニュアル」で、ソフトの開発者・開発会社が作ったものです。たいていそのソフトを使うためのすべての機能が載っています。

 

しかしこれらのマニュアルは、すべての機能が載っているだけあって、ものすごい分量であることがほとんどです。
中級〜上級向けソフトだと、数千ページに及びます。
これだけ情報があると、自分の探している情報を探すだけで相当に苦労します。
慣れていれば自分の必要な情報だけ抜き出せますが、初めて使う場合などは非常に疲れるし、時間もかなりかかってしまいます。
こういう場合、初心者向けの実践マニュアルがほしいところです。

 

なので最初は、市販の初心者向けの書籍や、ネット上にある初心者向けのソフトの使い方などを見ながらやるといいと思います。
完成度の点から見ると、書籍のほうがマスターしやすいと思います。