第2章・美術解剖学

美術解剖学の必要性

  • 美術解剖学の必要性

 

  • 表面に見える骨
  • 体型による差
  • 骨の役割

 

筋肉

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  • 現実の筋肉
  • 筋肉の役割

 

脂肪

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関節による動きについて

  • 関節による動きについて
  • 関節の回転方向について
  • 自分で回してみる

第2章・美術解剖学記事一覧

美術解剖学の必要性

美術解剖学の必要性美術解剖学とは、人間の骨や筋肉の構造や形状を探る学問です。第1章では主に人間の外郭の長さ、太さなどを見てきました。これらは外郭について示しているもので、各部の詳細の形状についてはこれだけではわかりません。より詳細な形状を把握しなければ「全体あるいは各部の長さはあっているけれども、詳...

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表面に見える骨第1章では骨の長さが体の各部の長さに影響すること、また骨同士をつないでいる関節についての説明しましたが、一部の骨は表面に形が出てきているものもあります。表面といっても、骨がむき出しに現れているわけではありません。特殊な事情がなければ、人間の骨はすべて皮膚で覆われています。皮膚で覆われて...

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筋肉

筋肉人間の体の大部分は筋肉の形が表面に出てきており、筋肉がどこにどのようについているかを覚えることは、人体の詳細な形状を描画するのに非常に役に立ちます。筋肉は骨を囲むようについており、その役割は関節を動かすことにあります。骨自体は動く能力を持っておらず、体のほとんどの関節は筋肉の運動によって起こりま...

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脂肪

脂肪骨の表面についているのは筋肉だけではありません。脂肪も付いています。ちょうど筋肉の隙間を生めるように脂肪がついています。筋肉は決まった形がありますが、脂肪は決まった形はありません。筋肉の隙間を埋めているだけ、と考えるとわかりやすいです。脂肪には形がないので、何かを覚える必要はありません。筋肉だけ...

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関節による動きについて

関節による動きについて関節についてですが、人間の体の大部分は、関節の「回転」によって動かされます。つまり、関節部分を中心に、周辺の筋肉や脂肪は回転の動きをします。ただしすべての筋肉や脂肪の部分が、関節中心に単純な回転をするわけではありません。関節の内側部分は肉が集められる動きをしますし、外側は骨の形...

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