社会人の勉強の必要性

受験で勉強が終わるわけではない

日本の学力試験の中では、大学受験がおそらく人生に一番影響が強く、しかも難易度が高いでしょう。
その分勉強するべき量も膨大で、たくさん勉強しなければならない分、苦痛も大きいです。

 

ところで大学受験が終わったら、もうこれから試験というものは一生ないのでしょうか?

 

そんなことはありません。その後もずっと、試験というものはたくさんあります。
教師を目指せば教員採用試験、公務員になりたければ公務員試験、そのほか職種によって必要になる資格試験など、勉強しなければならない機会は山ほどあります。
大学受験が終われば永久に勉強しなくてもいい、と勘違いしないように気を付けてください。

 

私は会社に就職してからすぐ、上司から宅地建物取引主任者(現在は宅地建物取引士)という資格を取るように言われました。
法律の資格なのですが、私は法律というのが非常に苦手でした。
もともと理系であった私には、法律の世界というのがなじみにくく、大変苦労したのを今でもよく覚えています。

 

しかし私の仕事は、いつかはこの資格を取らないと業務を続けることができなくなるのです。
一度失敗してもまた来年受ければいいのですが、いつかは必ず受からないといけません。

 

さらに業種によっては、資格も一つではなく、複数の資格を取らされることもよくあります。
そうなると、一つの資格を取ってもまた次、それを取ってもまた次、と終わることがありません。

 

勉強はいつでも必要になる可能性があるものです。

 

 

試験が終わっても成長しているわけではない

つらい受験勉強をやっと乗り越えたと思ったら、また似たような試験があり、やはり同様に似たような勉強を強いられる。
たとえば学生時代に受験でかなり失敗していたとしても、今度はうまくいくだろう、勉強できるだろう、と思うかもしれません。

 

しかし現実は残念なことが起こることが多いのです。

 

もし受験時代に悪い癖・・・たとえば勉強していてもついゲームで遊んでしまうとか、友達と電話で話し込んでしまうとか、そういう習慣が身に着いたままだと、やはりまた繰り返すことが多いのです。

 

悪い癖を身に着けたままでも、受験の時期が終われば受験自体は終わります。

 

悪い癖が残ったまま。

 

受験が終わって大学生になっても、受験が終わったというだけで、勉強する習慣は以前と同じままです。
大学生という肩書に変わっただけで、肩書が変われば突然人間が成長する、というようなこともないのです。

 

歳を取ったら突然勉強するようになる、というわけでもなく、それどころか、いくら歳を取ってもちっとも勉強の習慣が身につかない人もいます。

 

 

資格試験は再チャレンジできる

社会人の資格試験には基本的に「失敗」というものがなく、落ちると再チャレンジできます。
ところがたまに何度繰り返しても試験に受からない人がいます。
あまりに何度やっても受からないので、そのうち資格を取ること自体をあきらめてしまったり、人によっては職種を変えざるを得なくなる人もいます。

 

受験が終わってもその後の試験に落ち続ければ、思いもよらぬ転落人生が待ち受けている可能性もあるわけです。

 

ただ割と多くの人は、受験でうまくいかなくても、資格の勉強だと頑張ります。
それは動機がはっきりしているからで、また「いつか受からないと職を失う」という危機感もあるためでしょう。

 

実際私も、大学受験のときよりも資格試験のほうがずっと真剣に勉強していました。

 

でも資格の勉強よりも、高校や大学受験のほうが、後の人生に及ぼす影響はずっと大きいです。
学生の方は、特に今勉強を頑張っておいたほうが、後々有利になることは間違いありません。

 

社会人になってからでは「取り返しのつかない部分」が、けっこうあるものです。

 

 

資格の予備校

大学受験の予備校があるのと同様、実は資格試験の予備校というのも存在します。
少々お金がかかりますが、専門家がアドバイスしてくれるので、そのサポートはかなり強力です。

 

ただしもちろん、資格予備校に通っているだけで絶対に試験に受かる、というわけではありません。
自分でまったく勉強しなければ、点数は上がりません。

 

多くの資格予備校では問題集などを生徒に渡し、自宅で勉強するように指導します。
予備校に行っている時間だけ勉強すれば十分、という仕組みではないのです。

 

資格予備校のアドバイザーは、もちろんその予備校の合格実績を上げたいので、生徒には必死で勉強させようとします。
させようとするのですが、勉強しない人もいるわけです。そのような人は試験にも受かりません。

 

資格予備校の実績というのがあり、これをよく調べてみると、どんな予備校でも生徒の合格率が100%ということはありません。
予備校に通っていても、普通の中学校や高校のように、優秀な生徒や不良な生徒がいるのです。

 

結局最後は、自分で勉強しなければなりません。

 

でもすべて自分で、というのも心もとない気がします。
予備校のプロのサポートも非常に強力で、できればアドバイスを受けたいところです。

 

もっともいい勉強方法は、資格の予備校に通いながら、家でも十分に勉強する、というものでしょう。

 

お知らせ

次回の「関西創作交流会(主に自分の作品を見せながら雑談する会)」は9月9日(土)寝屋川市で行います。参加費無料なのでぜひご参加ください。

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2章のまとめ
勉強する必要性を知ったうえで、自分で計画を立てて、自分だけの力で勉強を続けられるように努力しましょう。
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資格試験は落ちたら何も得られませんが、何度でも再チャレンジできます。受験は再チャレンジできませんが、実質落ちるということはありません。
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学生の間は勉強とか学歴がどのように将来得になるか、損になるかがわかりません。それがやる気を出せない理由の一つでもあります。
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勉強する前には必ず計画を立ててから始めましょう。計画を立てないとどんな結果が出るか予想できないからです。

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