習慣を変える

習慣を変える記事一覧

第4章のまとめ

第4章のまとめ習慣で人生の質が決まる、といっても過言ではありません。どんな能力も、日々の習慣の蓄積が最も強く影響します。苦痛な習慣も1か月くらい続けると慣れてきますが、いきなり勉強時間をものすごく増やすと、ふつうの人はまず持ちません。勉強の習慣を身に着けるには、気合や根性だけで乗り切ろうとするのでは...

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習慣を変える

学歴社会で有利になるには現代の日本のような学歴社会では、学歴によってかなりの部分、就職できる会社の範囲が決まってしまいます。会社だけが人生のすべてではないのですが、職業の選択は明らかに人生の大部分を占めており、間違いなく最も時間を拘束される要因です。そして学力というのが、今まで勉強した総時間でかなり...

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1か月根性で耐えてみろ?「無理」

どんな苦痛でも1か月耐えることができるか?よく習慣を身に着けるための本で、つらいことでも1か月我慢すればあとは苦痛でなくなるという説があります。これは確かにその通りでしょう。1か月くらい同じ生活を繰り返していると、体も心も慣れてきて、確かに苦痛は減ってきます。その1か月に耐えられれば、の話ですが。で...

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気合・根性という要素は必要か?

気合や根性があれば勉強の習慣は身に付くか?仮にどんな苦痛にも耐えられる根性があるとしたら、たぶん習慣は身に着くでしょう。嫌な勉強でも、毎日10時間、しかもそれを数年間耐えられるとしたら、たぶん習慣自体は身に付きます。ただとても難易度が高いです。「とにかく根性で乗り切る」という選択をした場合、本当にそ...

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一瞬の感動は無意味

セミナーでの感動の効果ビジネスセミナーや予備校講師の講演などがあり、大変感動する話を聞かされることがあります。学生時代にこんなに勉強したのだとか、仕事でこれほど苦労してやっと上り詰めたとか。「勉強するのは、今しかないんだよ!」などといわれ、その時は深く感動し、さあ自分も勉強するぞと家に帰ったところ、...

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頭のいい人の言うことを聞けばうまくいくか?

頭のいい人の言うことを聞いてもうまくいくとは限らないこれもよく勘違いされることです。単純に頭のいい、学生時代に成績のいい人の言うことを聞けば、自分の成績もよくなるかといえば、そうでもありません。なぜなら、元の条件が違う場合があるからです。たとえば自分が勉強がもともと苦手だったとします。それで「小さい...

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耐えられない理由

ストレスはどこかで発散させられる私たちは日常でさまざまなストレス(心の負担)を抱えながら生きています。悩みとか苦しみとか呼ばれるものです。でもストレスを我慢しつづけると、どこかで爆発してしまいます。もちろん少しのストレスならその場で我慢できますし、大きなストレスでも短時間あるいは環境や状況によっては...

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反動が起きないようにするには?

どうしても遊んでしまう癖が治らない場合私もそうなのですが、ゲームが好きな人の場合、毎日ゲームに夢中になって勉強できないので、ゲームの時間を制限すれば勉強ができると思ったことはないでしょうか?ところが時間を制限してもだらだらとやり続けるので、しまいにゲーム機を捨ててみる。これでもうゲームしなくなるだろ...

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習慣は環境に左右される

習慣と家庭環境は関係がある勉強ができないのはすべて自分のせいだと思いますか?生まれつき頭が悪いとか、生まれつきだらしがないとか、そういうことを言う人がいます。生まれつきの知能というのも確かにあるのですが、知能ではなく習慣に関すること、つまり「生まれつきだらしがない人」というのはいません。生まれつきだ...

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変化するタイミング

変化はすぐに起きる習慣の変化、というより心理療法による変化というのは、うまくいった場合、すぐに起きます。たとえば「明日はゲームしないで勉強しよう」という目標を立てた場合で、それがうまく機能したときは、本当にその日にゲームせずに勉強できたりします。1週間かけて少しずつゲームの時間が減るとか、そういうこ...

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何でも試す意欲

完全にマニュアル通りにする必要はない習慣の変え方にはいろいろな方法がありますが、最初はとにかく慎重になりがちです。あなたは最初たぶん、ここに書いてあることを一語一語すべて間違いなくチェックし、完全にその通りにしようとするでしょう。でも基本的なことさえ押さえていれば、自分なりに改良してもいいのです。手...

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変化を維持する

変化を維持する一度習慣を変化させるのに成功したら、その状態を維持させなければなりません。習慣自体も勉強と同じように「学習」の一つなので、時間がたつと忘れていきます。最初はうまくいったけど、時間がたつにつれてだらけてしまい、いつの間にか元に戻っていた、というようなことがあります。でもあまり心配すること...

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習慣を変えるのは大人でも難しい

習慣を変えるのは大人でも難しいもしあなたが中学生か高校生で、自分はまだ子供だから大人に比べて自制心が低い、だから習慣を身に着けられない、と思うかもしれません。確かに社会人の大人たちは、学生に比べると試験に対する動機が違います。資格試験は、まさに飯を食うためにやるものなので、危機感が非常に強く、みな必...

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自分の経験が最も重要である

心理学の法則より自分の経験のほうが確か心理学というのは、個人によって法則が異なるものです。他人がうまくいったやり方でも、自分でうまくいくとは限りません。心理学の本でもいろいろな「法則」のようなものが出てくるのですが、これがいつも自分にその通りに当てはまるわけではありません。もし心理学の法則と自分の経...

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最初は抵抗の少ない方法を使う

最初は抵抗の少ない方法を使う「抵抗」というのは心理療法で使われる言葉なのですが、これはつまり「このやり方は気が乗らない」とか「やりたくない」と思うようなことです。最初からこういうのはやらず、後回しにしましょう。理由は簡単で、続かない、あるいは実際にやらない可能性が高いからです。どんな方法でも、実行し...

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技法は日常生活に溶け込んでいる

時間的リスクのあることはやらない少し前のページでも説明しましたが、これらの技法は何か超常的に特殊なものではなく、私たちが日常で普通にやっていることの延長です。勉強本の類を見てみると、普段ほとんど縁のないような特殊な方法が出てくることがよくあります。たとえば深呼吸を何度もして集中力を高めるとか、瞑想を...

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