習慣を変える

学歴社会で有利になるには

現代の日本のような学歴社会では、学歴によってかなりの部分、就職できる会社の範囲が決まってしまいます。
会社だけが人生のすべてではないのですが、職業の選択は明らかに人生の大部分を占めており、間違いなく最も時間を拘束される要因です。

 

そして学力というのが、今まで勉強した総時間でかなりの程度決まることを考えると、今まで勉強した総時間が重要になってきます。

 

総時間を増やすためには、普段から勉強する習慣をつけなければなりません。
一瞬長時間勉強するだけでは、足りなくなることが多いです。数字で考えてみましょう。

 

たとえば社会人がある資格を取るとき、およそ1000時間の勉強が必要だとしましょう。
これだと1日3時間少し勉強すれば、約1年程度で終われます。ふつうはそう考えます。

 

これをたとえば、1日9時間勉強して3か月続けるという方法もあるのですが、ふつうはまず持ちません。
よほど切迫して必死な状況ならそれくらいできるかもしれませんが、社会人だと睡眠時間も削れてしまうので、たぶん疲れてしまって持たないでしょう。

 

さらに記憶の性質からしても、短時間に一気に詰め込むより、少しずつ長時間かけて勉強するほうがずっと頭に残るようにできています。

 

 

何か能力を伸ばすときには必ず習慣が必要になる

習慣をつけることの重要性は、勉強だけではありません。

 

何か能力を伸ばしたり記憶したり、あるいは生活を成り立たせるためには、習慣をつけなければならないことがたくさんあります。
たとえば毎日家事をしたり、絵を描いたり、あるいはジョギングをして体を鍛えるとか、子供と遊ぶ時間を取って育てるとか、あらゆる場面で習慣というのが影響してきます。

 

そして習慣は長い時間やり続けるため、蓄積されて我々の生活を支配するようになります。

 

逆にある習慣をなくさなければいけないこともあります。
たとえばタバコ、アルコール、ギャンブルなど、人生に致命的な悪影響を及ぼす習慣があった場合は、それをなくすことが必要になります。
過剰なタバコやアルコールは体を壊すし、ギャンブル中毒になると借金地獄になるかもしれません。

 

これら自分の習慣をコントロールできるようになることは、生きていくうえで非常に重要です。

 

人生の質を高めるためには、何か一瞬ひらめくとか、降ってきたチャンスを逃さずものにするとか、そういうのもありますが・・・
大半は習慣による日々の蓄積で、その質が決まっているものです。

 

習慣で人生の質が決まる、といっても過言ではありません。