変化を維持する

変化を維持する

一度習慣を変化させるのに成功したら、その状態を維持させなければなりません。

 

習慣自体も勉強と同じように「学習」の一つなので、時間がたつと忘れていきます。
最初はうまくいったけど、時間がたつにつれてだらけてしまい、いつの間にか元に戻っていた、というようなことがあります。

 

でもあまり心配することはありません。
習慣の変化は、最初の変化を起こすのが一番難しいのです。

 

維持するのはあまり難しくはありません。
でもあまり油断すると元に戻ってしまうので、注意してください。

 

 

古い習慣を「忘れる」

新しい習慣が身に着いたということは、その時にやっていた前の古い習慣を忘れる、という意味でもあります。
ふとした拍子に、忘れたはずの前の習慣が思い出され、元に戻ってしまうことがあります。
できるだけ思い出さないような環境を作ったほうがいいでしょう。

 

たとえばゲームで遊ぶのをやめて勉強できるようになった場合、受験や試験が終わるまではゲームをずっとどこか見えないところにしまっておくとか、ゲーム機自体を捨ててしまったほうがいいかもしれません。
また動画でゲーム実況を見たりすると、またやりたくなるかもしれません。そういうのも目に入れないようにします。

 

以前の悪い習慣を思い出さないような環境を作ると効果的です。

 

 

変化した瞬間の方法をよく覚えておく

習慣の変化が、うまくいったらそれをしっかり覚えておき、毎日それを継続します。
途中で元に戻るかもしれませんが、また同じやり方をすればいいだけです。

 

しかも一度成功しているなら、その感覚を体が覚えているので、2回目以降はそれほど難しくは感じず、あっさりできるようになっていると思います。

 

心理的な抵抗もなく、あっさりうまくいくこともあります。
あっさりうまくいってもそれは偶然やまぐれではありません。その時の感覚はしっかり覚えておき、何度でも使えるようにしておきましょう。

 

 

うまくいかないならやめる

何度かやってみて、うまくいかなければその方法はやめます。
自分に合わない方法では、非常に心理的な抵抗があり、それ自体が苦痛に思えるはずです。
そのような時は無理せず、別の方法を試します。