途中で効果が出て終わる場合がある

一部分だけ試したら変化できる場合

これら習慣を変えるための段階が絶対的なものではないという理由の一つに、もともと人間にはこれらの心的変化を起こす力があり、いわば自然治癒力みたいなものがある、というものがあります。

 

ある段階でつまづいていて変化が起こせず、そこを乗り越えるためにアドバイザーの力が必要だとします。
しかしほかの段階はアドバイザーがいなくても自然に進む、というような意味です。

 

この場合にアドバイザーの役割は、そのつまづいている段階を乗り越えさせるだけでいいのです。
あとは放っておいても、本人が自力で段階を進めることができます。

 

こういったことがよく起こるので、実際にはこれらの段階を厳密に守らなくても「部分的に試しただけで習慣が変わった」というようなことが起こるのです。

 

 

たいていは一部だけ問題がある

これらの段階のうち、多くの人は一部分だけに問題があることが多いようです。

 

たとえば自分にはできると思っていて(無力、絶望の問題は乗り越え済み)、やっただけの価値があると分かっていながらも(無価値の問題は乗り越え済み)、目標が詳細に定められていないために何をすればいいかわからず何もしない、というような場合。

 

あるいは目標までしっかり定まっているのに、自分の問題と認識していない場合(目標は設定されているが当事者意識がない)。他人が変わらなければ問題が解決しないと思っている場合、などです。

 

これらの段階のすべての部分に問題を抱えている、というような人はあまりいません。

 

それはたとえば、勉強は自分にはできないと思い込んでおり(絶望、無力)、勉強する将来的な価値が分からず(無価値)、目標があいまいで何をすればいいかわからず(目標の設定がない)、問題は他人が変わらなければいけないと思っているような場合(当事者意識がない)ですが、そういう場合はあまりありません。

 

これらの段階を1番から順番に、それぞれしっかりできるようになるまで最後までこなしていく・・・というような必要はないということです。
自分のつまづいている段階を見つけたら、そこの対処だけすればいいのです。

 

でも自分がどこの段階でつまづいているかよくわからなければ、片っ端から試してみるといいでしょう。

 

 

お知らせ

2017/7/29(土)「関西創作系オフ会」を開催いたします。ご参加お待ちしています。

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5章のまとめ
習慣を変えるためには心的な段階があります。うまくいかないときはこのどこに問題があるか見極め、そこに集中することが必要です。
段階を間違った介入では効果がない
習慣を変えるためには段階があり、介入する段階を間違えるとうまくいきません。どの段階に問題があるか見極めることが重要です。

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