無価値・無力・絶望への対処が済んでいる

無価値・無力・絶望への対処が済んでいる記事一覧

6章のまとめ

6章のまとめ心理療法の専門用語で「無価値・絶望・無力」という問題があります。これは通常使用する意味とは少し異なります。これがあると、まずどうやってもやる気が出ません。この問題はまず最初に解決していなければ、習慣を変えることは不可能に近いです。無価値というのは「勉強して何の得があるのかわからない」ある...

≫続きを読む

無価値への対処

「無価値」とは?1.無価値・無力・絶望への対処が済んでいるのうち、「無価値」という問題への対処を説明します。無価値というのは「勉強して何の得があるのかわからない」あるいは「勉強しなかったらどう損するのかわからない」というところです。勉強というのは、それ自体が楽しいこともあるのですが、ここではそうでは...

≫続きを読む

無価値への対処:価値観は根深い問題

価値観と能力・思い込み・行動心理学の世界で価値観というのは、能力や思い込み、さらには行動まで影響すると考えられています。たとえば「勉強するとあとでいいことがある」という価値観を持っていると、そういう人は一生懸命勉強する傾向があるため(行動する)、学力という「能力」が上がります。またそれによって学力が...

≫続きを読む

絶望・無力への対処

できないという思い込みがあるとやる気が出ない絶望、無力というのは、簡単にいうと「自分にできるはずがない」と思い込んでいる状況です。そして人間、できないと思い込んでいるとパフォーマンスが低下します。できないと思っているのにやっているというのは、まずそれ自体が苦痛なことです。やる気が出ません。そういった...

≫続きを読む

絶望・無力への対処:本当にできないのかできないと思い込んでいるのか

高すぎる目標は無意味絶望と無力が頭脳的なパフォーマンスを低下させることについて述べましたが、できないという思い込みが常に悪いというわけではありません。客観的に見て明らかに不可能である場合は、単なる適切な判断、というにすぎません。たとえば100メートルを5秒で走れるようになるとか、普通に考えてまずあり...

≫続きを読む

絶望・無力への対処:自分の能力に従ってできるできないの思い込みができあがる

どのようにして思い込みが出来上がるのか人間、できないという思い込みがあると、やる気がなくなってそれをやらず、結果として能力が育ちません。まだ何も知らない赤ん坊や子供は、できるとかできないとかは考えずに何でもやろうとします。この段階はまだいいのですが、繰り返し試してもまったくうまくいかないと、そのうち...

≫続きを読む

絶望・無力への対処:「私はだめな人間だ」という認識がある場合

自分はダメな人間だ?「私はだめな人間だ」というのは、「私は勉強ができない人間だ」というのとはまた異なる認識です。「だめな人間」といういい方は、勉強以外でも能力が低いように聞こえます。いわば、何をやらせてもだめな人間というふうに聞こえてしまいます。多くの人では、何か一つくらいは秀でている部分があります...

≫続きを読む

再刷り込み(再インプリンティング)で過去の傷を修復する

刷り込みとは?心理学で、カモの親子の実験があります。その実験で、赤ちゃんのカモを卵から孵化させたとき、その時に動いていたものを見ると赤ちゃんカモはそれを親として認識する、という結果が出ました。こういった人生の最初期に経験する本能的な修正が身に着くことを「刷り込みが起こる」というふうに呼びます。転じて...

≫続きを読む

行動レベルに関する問題

今まで無価値、絶望、無力という問題を取り上げましたが、これらをすべてクリアしているからといってすぐに習慣を変えられるわけではありません。これらすべて乗り越えているのに、勉強するという行動を起こせない状態、つまり・・・勉強が価値あることで将来どう役に立つかを知っている、やらなければどう痛い目を見るかも...

≫続きを読む