人間関係のストレスはいろいろな問題を生み出す

人間関係のストレスはいろいろな問題を生み出す

人間関係は新しいやる気を起こさせる可能性もありますが、逆にストレス原因になることもたくさんあります。
多くの人間関係、特に家族以外の人間関係は常にある程度のストレスのあるものです。

 

この人間関係のストレスというのは、私たちが自覚している以上に強いことが多いです。
単に嫌いな人が自分のストレスになることもありますが、誰にも相手にされない、つまり孤立というストレスもあります。

 

 

人間関係のストレスは最も強いストレスの一つ

ストレスにはいろいろな原因があります。人間関係の悩みだけでなく、勉強できないことに対する自信のなさとか、将来の不安とかもあります。
部活がきつすぎてつらいとか、給料が不安定でストレスになるとか、世の中にはいろいろなストレスがありますが、それでも人間関係というのは極めて深刻なストレスになる可能性を持っています。

 

実は重度の「中毒」の原因は、多くが人間関係にあるといわれています。
何らかの人間関係のストレスが解消されないために、ギャンブルやアルコールなどにハマってしまう人が、驚くほど多いのです。
もちろんほかの、人間以外の何か不安な原因があるのかもしれませんが、現実のところ多くの中毒の原因が人間関係のストレスにあるそうです。

 

 

ストレス解消

ストレスがたまると、何らかの方法で発散、解消するのが普通です。
それは人によって異なり、たとえばスポーツをやるとか芸術活動にいそしむとか、仲のいい友達とおしゃべりするとか食べたり飲んだりと、いろいろあります。

 

これらがうまくできないと、どんどんストレスがたまっていきます。
うまく発散できないと、別に時間を取って何らかの方法で発散させようとすることが少なくありません。
それは本人があまり意識せずに行われることが多くあります。

 

学校や職場から帰り、毎日2時間は勉強しようとしていても、なぜか遊んだり飲んだり食べたりしてしまう、しかもそれはずっと毎日続くことがあります。

 

普段の生活でかかっているストレスが強いと、家に帰ってからも発散する必要があり、その発散に時間をかけなければ気が済まなくなることが多いです。
職場や学校で受けているストレスが減れば、家に帰ってからの自分の行動も、より調整しやすいようになるでしょう。

 

それは難しいことに見えるでしょうが、もしその原因が人間関係のもの、たとえば嫌いな人と付き合わなくてはならないとか、孤立しているとかであれば、自力でそのストレスを減らすことができるかもしれません。
人間関係を減らすのは難しいかもしれませんが、新しい人間関係を作って孤立を和らげたり、楽しみを増やせば、それだけでかなりのストレスを減らせることが多いです。

 

人間関係を調整することにより、さらに勉強するための動機を得られる可能性があります。
特に勉強のやる気のある人と付き合うようになると、自分も勉強する気が出ることが多いです。
しかし逆の可能性もあります。人間関係は、勉強のやる気をなくさせることもあります。

 

もし勉強がまったくやる気がなく、遊ぶことばかり考えている人と新しく付き合うようになったら、あなたも勉強したくなくなる可能性が高いです。