他人に説明するときに役立つ「たとえ」

たとえ(比喩)

たとえというのは、ほかの人に対して(その人にとって)わかりにくい説明をする場合に役立ちます。
一人だけで問題を解決しようとしているときはあまり関係ありませんが、人間関係を変えたり誰かに協力してもらうことで勉強できるようになることがあります。
誰かに自分の状況を説明したとき、よく理解してくれず、協力する気にならない、ということもあります。

 

たとえば仮にあなたのお父さんが、ゲームは全くしないけど、タバコがやめられない人だとします。
このお父さんにゲームをやめるためのアドバイスをもらいたいとしましょう。

 

お父さんに「ゲームが面白すぎてやめられないんだ」と質問しても、「ゲームなんてスイッチを切ればいいじゃないか」とか「お前は意志が弱いからだめなんだ」といわれて、具体的な解決への相談が全くできていないかもしれません。

 

こんなときには「ゲームをやり始めるとやめられないのは、たとえるなら食後すぐにタバコを吸いたくなって、一度吸ったら吸い終わるまでやめられないのと同じだよ」と説明すれば、タバコ好きなお父さんはあなたがどんな心境なのかわかるようになるかもしれません。