勉強時間を確保できないときの対処

早朝に起きて勉強時間を確保する

いつもより30分〜1時間早く起床し、この時間に勉強します。このやり方は特に、子供さんがいらっしゃるときに有効です。
なぜかというと、特に小さい子供は就寝時間が親につられる傾向があるからです。

 

親が遅くまで起きて勉強していると、子供もつられて遅くまで起きています。それで子供の相手をしてしまい、結局勉強できずにただ夜遅くまで起きていただけ、ということがよくあります。
親が早く寝てしまうと子供も一緒に寝てしまいます。それで自分だけ早朝に起き、勉強するというわけです。

 

既婚者では特に、配偶者や子供の世話をして時間を費やしてしまいます。
家族間の交流は大事なことだと思いますが、彼らが起きている限り、割とどうでもいいようなことで自分の時間をつぶされたりします。
親が夜遅くまで起きていて、つられて子供も夜更かしすると、健康にもよくありません。それくらいならいっそ、早く起きてしまったほうが得です。

 

これは朝が弱い人にはきついかもしれません。あまりにも続きそうになかったら、別の方法を考えるといいでしょう。

 

 

通学・通勤時間を使う

通学あるいは通勤時間は、合計してみるとかなりの時間になっていることがあります。
郊外から都市部へ通勤しているような場合、片道で2時間近く通勤に使っていることもあります。この時間は無駄にはできません。
テキストを読んだり問題を解くのに、特に筆記道具が必要ないことも多いです。通勤時間だけで合格するのに十分な勉強時間を確保できることもあります。

 

よくよく考えてみると、特に社会人の通勤時間というのは周囲が他人ばかりなので、干渉される心配がほとんどありません。
家にいるよりも集中できる環境である場合が少なくありません。
通勤時間だけでは少し物足りないと思ったら、帰りにちょっと喫茶店によるとか、図書館で30分勉強に使うとか、そういう方法もあります。

 

ただ車通勤とかだとこういうことはできません。
しかし車通勤で何時間も使っているというのはもったいないことです。可能であれば、試験に受かるまでは電車通勤にしてみてはどうでしょうか?

 

 

休日に一気にやる

平日はあまりに忙しく、仕事して帰って寝るだけ、勉強時間など、どこをどう見てもこれっぽっちもない、ということも少なくありません。
それでも何とか休日は自由になるという場合は、やはり休日に一気に勉強するしかないでしょう。

 

休日に頑張りすぎて次の日に疲れ切っているというのも考え物ですが、それでも資格の試験となると長期的には自分の生活にかかってきます。
確保できる時間がない以上、休日に一気にやるしかありません。

 

あまり疲労が激しいようなら、強力な栄養剤を使ってみるのも一つの手です。薬局あるいは医師に相談してみましょう。意外と体が楽になり、仕事も勉強も効率が上がったりします。

 

緊張状態が続いて夜眠れなくなったりしたら、医師に相談して睡眠導入剤を処方してもらいましょう。
「睡眠薬」というとなんだか危険な感じがするかもしれませんが、病院で処方される睡眠導入剤は非常に安全なもので、長期にわたって服用していてもほとんど副作用がありません。
無理をして疲労を蓄積させるよりも、薬を使って疲労をなくすほうが健康的です。