勉強時間を確保できないときの対処・問題別

自由時間を確保する方法を、ここでは問題別に対処法を考えてみます。

 

 

他人のどうでもいい干渉で時間を取られる場合

友人がラインでやたら絡んでくるとかは、学生にもよくあることです。また毎日長電話してしまい、合計すると結構な時間になっていることもあります。こういうことは女性に多いようです。
友人関係というのは大事なものですが、しかし他人の人生を悪くしかねないような友人関係、いわば足を引っ張られるような人間関係というのは、たいてい最後には破綻します。

 

もし本当に相手が良い友人であるなら、自分が勉強に集中したいので、あまり長い通話やラインでのやり取りは控えるよう、話し合ってみましょう。
それでも話にならないようであれば、その相手と付き合う必要はありません。世の中、切ったほうがいい人間関係というのもあります。

 

その関係を続けて、最終的に自分の人生がどうなるかをよく考えてみてください。
こういうものは友人だけでなく、家族や恋人関係でも同じです。まったく協力する気がない、問題があっても改善しようともしないような人とは、付き合っていても自分が悪くなる一方で、進展がありません。しまいに重大な問題につきあったとき、家族関係が破たんします。

 

世の中、付き合わないほうがいい人間もいます。本当に良い人間関係というのは、惰性でズルズルと作られるものではありません。自分で選んでいくことが必要です。

 

 

家事などで時間を取られる

家事で時間を取られてしまう場合、機械で効率化できないか考えてみてください。
洗濯に時間を取られるなら、乾燥機のついた全自動洗濯機を購入してみるとか、洗い物なら食洗機を買うとか、検討してみます。
それはお金がかかるから嫌だと思うかもしれませんが、一時的な出費で資格が買えるならたいてい安い買い物です。

 

いわば「金で時間を買う」のです。
まったくお金に余裕がないならどうしようもありませんが、出費できるならどんどん時間を買ってしまいましょう。

 

あるいは機械でなくても、家事なら他人に頼むという方法もあります。
既婚者なら配偶者に頼むことができますし、子供がいれば子供にやらせることもできます。
家事を家族で分担すれば、自分の時間は増えます。無理して自分だけで済まそうとせず、遠慮なく他人に頼ってみてください。意外と協力してくれるものです。

 

何でも自分一人でやろうとする性格の人がいますが、特に仕事をするときなどは、それは悪い癖となります。
仕事は多数の人間でやるからうまくできるので、逆に何でも一人でやろうとすると失敗します。
頼るべき時に頼ることが、仕事でも勉強でもうまくやり遂げる秘訣です。

 

 

人を雇う

もしあなたが会社の経営者であれば、仕事を早く終わらせるために、新たに人を雇うという選択肢もあります。

 

もし家事が忙しくてどうしても時間を確保できない場合、家政婦を雇うことも考えてみてください。

 

ただこれらは人を雇う、いわば給料を出して他人にやってもらうということなので、当然かなりのお金がかかります。
そこは可能な範囲でやってください。しかしお金に余裕があるなら、その投資によって資格を一つ得る、というように考えればいい選択になりえます。
少なくとも、時間がないと嘆きながら、いつまでたっても資格が取れないままだらだらと何年も過ごすよりはマシではないでしょうか。