モデリング学習を実践する

勉強のできる人を調べる

モデリング(模倣)を使って、実際どんなふうに有利に勉強を進めるか、説明していきます。
これは基本的には、「誰かに教えてもらう」「誰かの真似をする」ことだと思ってください。

 

まずはできる限りの情報を集めましょう。勉強を続けるコツはどんなものか、いつもどんな感じで勉強しているのでしょうか?
情報の集め先はいろいろあります。まずは身近な人に聞いてみるのが早いでしょう。自分の家族でも友達でも、勉強している人ならだれでもいいです。
あるいは聞ける人がいないなら、管理人である私に質問する手もあります。
予備校に行っていれば、講師やアドバイザーに聞いてみるのもいいかもしれません。

 

とにかく「できる人に教えてもらう」というのは、どんな学習であれ効果的です。

 

ただ「勉強する習慣をつける」方法というのは、普段はあまり意識していない人が多いです。
学校や予備校の先生だと、「どの問題集をやればいいか」はよく知っているのですが、どうすれば勉強する習慣が身に着くかというのは、あまり意識的に考えずに実践しておられるかもしれません。

 

そして勉強するコツですが、答えは人によって違うと思います。家に帰ったらとりあえず机に座るとか、課題が終わるまでは絶対に遊ばないと決めているとかあるかもしれません。
そしてそれがわかったら真似てみましょう。自分も家に帰ってからすぐに机に座って勉強するようにしてみましょう。あるいは課題が終わるまでは絶対遊ばないようにしましょう。

 

モデリングとは真似ることなので、よさそうな方法があったらすぐさま実践してみるのがベストです。

 

またその内容は、具体的であるほどいいです。たくさん情報を仕入れ、どうして彼らが勉強できているのか、自分とどう違うから勉強ができるのか、聞いてみます。
あまりしつこく聞くと嫌がられるかもしれないので、そこはやりすぎないほうがいいかもしれません。

 

人に直接聞く以外に、インターネットで調べてみてもいいでしょう。最近のインターネット検索(グーグル検索など)はかなり精度がよく、検索すると上位に本当にいい情報が出てきやすくなってきています。
数十年前は、インターネットで検索しても上位にはでたらめな答えばかり出ていました。昔は検索の精度が悪かったのです。できる人の情報を得るといっても、間違った情報に当たってしまうと意味がありません。

 

 

さらに詳しく調べる

勉強できる人たちに、どうやって毎日勉強するかだけでなく、もっと詳しく情報を仕入れるともっと彼らに近づくことができるようになるでしょう。
たとえばどの問題集を使っているかとか、どのテキストを使っているのかとか、参考になるかもしれません。
身近な人だけでなく、たとえば勉強で成功した偉人の伝記を調べてみるとかも効果的です。

 

 

想像するだけのモデリング

教えてもらうのではなく、彼ら「できる人」に自分が「なりきる」だけで、気分が変わったりして行動を起こせるようになることがあります。
その場合、別に知っている人である必要はありません。想像でなりきるだけのことなので、見たことのない人でも歴史的な偉人でもいいのです。
とにかく「なりきってみて勉強のやる気が出る」というなら、相手は何でもいいです。

 

この場合、特に想像力が必要になります。想像力は人によって得意不得意があるので、偉人になったと想像してみてもまったく何も変わらないかもしれません。
その場合は、この「想像するだけのモデリング」は自分に合わなかったとして、放棄すればいいでしょう。
効果があるなら、勉強前にちょっとだけその人に「なりきる」のを毎日想像してみるといいかもしれません。それで毎日やる気が出て勉強がはかどるなら、それでOKです。

 

想像するだけのモデリングは、瞬間的な気分の変化を引き起こしやすいようです。
これは気分の変調効果が高いので、トラウマ治療などの心理療法では割と使いやすいのですが、勉強の習慣ではそれほど効果がないかもしれません。勉強は気分の変化だけではあまり続かないことも多いからです。

 

 

あまり時間をかけすぎないこと

モデリング(模倣学習)というのは、これ自体は勉強するという行動ではありません。
偉人の伝記ばかり調べて、肝心の試験勉強がおろそかになるようでは意味がありません。

 

これはあくまで、集中力を上げるための情報収集や、やる気を出すための方法の一つだと思ってください。
やる気を出すことに時間を使いすぎて、肝心の勉強がなされないようでは意味がありません。ほどほどにしておきましょう。

 

お知らせ

次回の「関西創作交流会(主に自分の作品を見せながら雑談する会)」は9月9日(土)寝屋川市で行います。参加費無料なのでぜひご参加ください。

関連ページ

12章のまとめ
できないという思い込みやその時の気分は、勉強のやる気に大きく影響します。この段階を改良する方法をいくつか紹介します。
できないという思い込みに対処する
できないという思い込みやその時の気分は、勉強のやる気に大きく影響します。この段階を改良する方法をいくつか紹介します。
過去にうまくいった状況を再現する
過去に勉強に集中できたことがあれば、それを再現することで同じ結果が期待できます。全く同じでなくても、部分的に再現するだけでも効果があります。
問題が起こらない場合を再現する
問題行動を治すため、問題が起こらないときの状態を再現しましょう。思い切った生活の変化が悪癖を治します。
「再刷り込み」で過去のトラウマを克服する
過去の成功体験を再現する方法は「再刷り込み」という心理療法の技術が元になっています。ここでは再刷り込みの原理について説明します。
生理的状態変えるという方法について
勉強のやる気があるのに行動に移せていないことがよくあります。このときはやる気を出す以外のことをしなければなりません。
エネルギーの正体
私たちの中にあるエネルギーは、時には勉強以外のことに方向が向いていることがあります。これも少しずつ勉強という方向に変化させていきましょう。
気分が乗らなくても勉強できる場合がある
あなたの行動を変えるために、必ずしもやる気を出さなければならないというわけではありません。さまざまなアプローチにより行動は変化させられます。
誰かになりきるという思考
どんな学習でも上手な人のやり方を真似ることは効果的な学習になります。ただ彼らになりきるだけでも気分を変える効果があります。
架空のストーリーを利用する
勉強の休憩時間にちょっと漫画や小説を読んでみてもいいでしょう。気晴らしにもなります。
ストーリーとサイコドラマ
自分が共感できるような漫画な小説などを読むことで、ストレスを減らすことができます。
試験に受かった後のことを考える
試験に受かって具体的にどういいことがあるかを想像しましょう。それでやる気が出ることがあります。

トップページ サイトマップ サイト内検索 管理人プロフィール 関西創作系オフ会