ブラック企業嫌だから田舎で暮らそうぜ?

ブラック企業嫌だから田舎で暮らそうぜ?

田舎はブラック企業が少ない

 

田舎はブラック企業が少ないです。少なくとも私が見る限りは。

 

主は人口8000人台の田舎出身で、現在ここで暮らしております。が、就職して数年は都市部で働いておりました。
そのとき会社は9時に始まって、最速で19時、平均で21時〜22時に終わっていました。
週休2日はちゃんととれたので、この程度でブラックとは程遠いでしょうが、それはともかく・・・

 

現在の田舎では少なくとも、午後6時以降にまだ働いている人を見つけるのは難しいです。
私の取引先の業者さんは皆、夜6時以降になると誰も電話がつながりません。
リアルな理由をいうと、仕事があまりないので残業の必要がないところが多いのです。

 

スーパーは遅くまで開いていますが、8時に閉まります。書店は10時まで開いています。深夜まで開いてるのはコンビニくらいです。
夜は暗くてさびしいですが、ある意味健康だと思います。
私の県は小学生、中学生の全国学力検査で全国1位だか2位だかを取りまくって調子に乗っているのですが、一説によれば、田舎の子供の成績がいいのは「(やることがなくて)夜遅くまで起きていないから健康状態がいい」のが理由だそうです。

 

田舎の会社が100%ブラックではないとは言い切れないのですが、都市部に比べると明らかに少ないと思います。

 

 

田舎は競争が少ない

 

田舎の仕事は競争が少ないのでのんびりやっている人が多いです。キツいノルマで心身をすり減らすことはあまりありません。
それは都市部の大企業が目をつけないほど儲からないから、という理由もありますが、よその業者がそもそも入り込みにくいという慣習が大きいです。

 

田舎の業者さんたちは都市部のように正面から競争するのではなく、各自で「縄張り」を決め、互いに侵さないようにします。
なので商圏(領域)や商圏を広げることによる売り上げ増は難しいというか不可能に近いのですが、競争がなくて平和です。
業者同士の仲もよく、また大企業が侵略に来ると、結束して追い出そうとします。あくまで正面勝負しようとしません。

 

最近私は東京や神戸の人と話す機会がありましたが、皆口をそろえて「君のところは競争がなくていいね」といいます。
でもあまり裕福にはなれませんよ、と答えています。一長一短です。

 

田舎の老舗企業は本当の優良企業が多いです。
田舎に中途半端に足を突っ込んでる大企業は、担当者がコロコロ変わるので、その場のことしか考えません。
市場を「荒らし」ても数年でどこかへ飛ばされるので、今のことしか考えないのです。

 

しかし老舗の業者はほとんど人が変わらず、ずっとそこにいます。だから悪いことができないのです。
悪いことをするとうわさが広まってそこに居続けることができなくなるからです。
ただそういう会社は、人を新しく雇うこともほとんどないので、いきなり就職しようとしても不可能なことがほとんどです。

 

また大企業のフランチャイズなどをしている会社は、田舎でも都市部と変わらずキツいです。コンビニ店長とか。

 

 

収入は低い

 

インターネットビジネスで大成功でもしていない限り、裕福になれる可能性は少ないです。
都市部に比べると一般に、収入はとても少ないです。ただ収入が低くても生きていきやすいです。
格差の広がりは都市部より小さく、大金持ちはいないが極度の貧困者もいない、という感じです。

 

田舎は物価が安いと思われているかもしれませんが、そんなことはありません。
明らかに安いのは家賃です。家や土地も安いです。不動産に関してはすべて安いです。

 

また車が必須なので、その維持費を考えると割と高くつくことがあります。
生活のやり方がまずいと相当なコストがかかります。

 

ただ収入の低さも、価値観による好みがあると思います。
低収入は節制や工夫で何とか乗り切れますが、過労による病気などは一生引きずったり、場合によっては死んだりするでしょう。
私は収入が低くても、過労で病気を作るよりはマシだと思っていますが、皆さんはどうでしょうか?

 

仕事があまりないので、最初はハローワークに行くことになるかもしれません。
知ってのとおり、いつもハローワークに求人を出しているような企業は、都市部と変わらず待遇が悪いことが多いです。
できれば地元の誰かのコネクションがほしいところです。

 

 

子供を育てる環境が良い

 

新婚さんは数年アパートで暮らし、その後どちらかの実家に戻るパターンが多いです。
ずっと夫婦2人だけで子育てをするのは実際、難しいです。知識が少ない人が多く、育児ノイローゼなども社会問題になっています。
田舎では3〜4世代くらいで同居していることも多く、親が子育てについて教えてくれるし、夫婦が勤務中に親が子供を見たりします。

 

「相手の親と同居は嫌!」という奥さんがいますが、知識ゼロから子育てをするのは想像以上にキツいそうです。
夜泣きはするわ病気になるわ、また子供が2人、3人となると1人ですべて見るのは相当な労力です。

 

私の知り合いのおばさんは「息子の嫁が朝早く起きないので、自分が子供に朝食を食わせている。学校へ送り迎えしたりで忙しい」といっています。
困った奥さんですが、うまく相手の親の協力を得られるとかなり楽ができるという意味でもあります。

 

私の町でも少子化は進んでいますが、その分学校の授業は非常に密度が高いようです。
小学生の登下校にはボランティアでお年寄りが毎日一緒についてきてくれます。道草はできませんが、安全といえば安全です。

 

 

田舎の風習

 

これが田舎暮らしの最大のデメリットというか困難な点です。
本当にそこで永住を決めようとした場合、田舎の人たちとうまくやっていかないと生きていけません。

 

祭、元旦の寄合、お盆の盆踊りの設営、夏は草刈、あと寺や墓関連の行事がたくさんあります。
すべて絶対でなくてはならない、というほどではありませんが、できるだけでたほうがいいです。
あまりマイペースにやるといじめられます。マジで村八分にされて孤立無援になります。

 

さらに最初に入り込むタイミングややり方が難しいです。
何も考えずいきなり区長さんに飛び込みであいさつに行っても、怪しまれるだけです。頭おかしいと思われます。

 

誰かの知り合いを通して区長さんに挨拶に行きます。できれば区長といっしょに区民全員一人ひとりにあいさつに回ってもらうのがベストです。
しかしそこまで区長さんがやってくれるかどうかはわかりません。

 

知り合いが一人もいないと難しいです。役所はこういう対処はほとんどできません。
NPO団体でしてくれる人もいます。いずれにしても誰かのコネクションがどうしても必要です。

 

県外移住者を積極的に受け入れている区と受け入れていない区があります。
賃貸の空き家の条件など調べるのもいいですが、まずこのあたりの下調べが必要です。

 

最初はいきなり古民家に住んだり家を建てたりはせず、できればアパートの並んでいるところなど、地元の人たちと少し距離のあるところから始めるといいでしょう。
アパートでも区長さんと顔を合わせる機会はあるので、そこから少しずつ仲良くなっていくと抵抗が少ないと思います。

 

ただ田舎の風習というのは、合わない人にはどうしても合いません。半年くらい様子見するといいと思います。3000万出して家建てたけど、半年でいじめられて都会に戻ります、というようではシャレにならない損失です。
田舎の「行事」で思ったより忙しくて大変ということもあります。でもブラック企業よりはマシでしょう。
夫婦あるいは家族で引っ越す場合、特に奥さんにはかなりコミュ力が求められます。だめだと思ったら無理をせず、都会に戻ったほうがいいです。

 

 

つまらない

 

都会のようにいろんなものがないので、つまらないです。これは仕方ありません。
大都市とあまり離れすぎないところを選ぶといいかもしれません。たとえば滋賀県なら京都や大阪、名古屋に近い場所もあります。

 

 

 

都会人が知らない田舎の特徴

 

  • 祭で会社が臨時休業
  • 「家の用事」といえば会社は休める(仕事より墓や寺が大事)
  • 夜になると暗すぎて自転車で走れない
  • 駅に駅員も誰もいないことがある
  • 駅の駐車場が無料。1年停めてる人もいる
  • 名前をいうと住所がばれる

 

名前で住所がばれるというのは、ある区のほとんどは同じ苗字だということです。
その区民は元が同じ祖先のようで、いわばほとんどが近かれ遠かれ親戚ということになります。
こういうところに入り込むのは難しいですが、その区民の誰かと結婚する場合は円滑に入れます。

 

 

 

終わりに

 

都市部の人で田舎ぐらししたい人がたくさんいると聞いたので、あまりまとまってはいませんが、思いつくままに書いてみました。
田舎のメリットは多くの方がご存じなのでしょうが、デメリットはあまり知られていないようです。

 

誰とでも仲良くなれる、競争が嫌い、どんな人づきあいでも苦にならないという人ならおすすめです。特に年寄りに反抗的な人は難しいです。
最近は空き家対策など国を挙げて地方在住が推進されていますが、市町村によっては全く不熱心だったりします。

 

田舎暮らしを希望する方は、まずは県外移住者の推進に熱心なところや、地元の移住ボランティアが熱心なところを探してみてください。
あるいは田舎の人のコネ(親族がいるなど)があるのが一番望ましいです。

 

濃密な人間関係がややこしいのですが、慣れてしまえばのんびりと生活できるようになってきます。

お知らせ

次回の「関西創作交流会(主に自分の作品を見せながら雑談する会)」は9月9日(土)寝屋川市で行います。参加費無料なのでぜひご参加ください。

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