行動レベルに関する問題

今まで無価値、絶望、無力という問題を取り上げましたが、これらをすべてクリアしているからといってすぐに習慣を変えられるわけではありません。
これらすべて乗り越えているのに、勉強するという行動を起こせない状態、つまり・・・

 

勉強が価値あることで将来どう役に立つかを知っている、やらなければどう痛い目を見るかもわかっている、自分の能力ならやれば成績が上がることも分かっている・・・でもできない・・・

 

という状態です。

 

それはもう、たとえば非常に単純な理由で、勉強がつまらないからやる気が出ないというものです。
あるいはほかに何か楽しいことがあって、勉強よりもそれに夢中になってしまう、というような場合です。

 

これは非常に後悔の強いパターンでもあります。
なにしろ自分では、「やらないと後で困るし、やればできることもわかっている」のに実際はできていないからです。

 

できなくてやれないのと、できるのにやらないのとでは、後者のほうが後悔が強いです。

 

しかしこれは、単純ながら最も多い原因と思われます。

 

この問題にどう対応するかというのは、やはりまずは勉強という行動を阻害している問題があるかどうか調べ、あればそれをまず解決します。

 

それでも「単なる疲労が原因」とすれば、疲労をなるべく出さないようにする勉強しかたを考える、また適切な目標の設定でストレスをなるべくかからなくする、適切なストレス解消方法を考える、徐々に慣れさせて耐久力をつけるなど、さまざまな方法で対応していきます。

 

ただしこういった対処をする前に、まずは上の「無価値、絶望、無力」への対処が済んでいることが必要です。
成績なんか上がるわけがないと思い込んでいるときは、どんなに目標をうまく設定しても、疲労が出ないように工夫しても、効果が出ません。

 

お知らせ

2017/7/29(土)「関西創作系オフ会」を開催いたします。ご参加お待ちしています。

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6章のまとめ
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