「過去に一度でもできたことはないか?」と問いかけてみる

時間軸・過去(ever,never)

○○は一度もなかったのか、○○は今までやったことはあったのか
○○できない(できた)人は一人もいなかったのか

 

というふうに自分自身に質問してみます。

 

これは何か問題を解決しようというとき、過去例を出して解決を図るときに有効です。
先ほどの「もし〜なら」の質問は、問題解決への動機を強める効果がありましたが、こちらはそれとは全然違う効果です。

 

「勉強すべき時にゲームばかりしてしまう」という悩みに対し、「今までゲームをやめられたことはありますか?」と質問します。
もしやめられたことがあるなら、そのときと同じことをすれば同じようにやめられる可能性が出てきます。

 

あるいは「同じようにゲームがやめられなくて悩んでいる人で、ゲームをやめられた人はほかにいますか?」と質問してみます。
すると「友人の○○はゲーム中毒みたいなやつだったけど、ある日決意してゲームをきっぱりやめた」という答えが出てきたとします。
それならその友人に、どのようにゲームをやめたのか聞きだし、それを同じことを自分もすればいいのではないか、と解決の方法が見えてきます。

 

中毒などの問題を解決するとき、何もその場で新しい解決方法を突然思いつく必要はありません。
過去の成功例を取り出してその真似をするほうが早いです。

 

過去の成功例を取り出すとき、できるだけ詳しく情報を取り出すことが重要です。
たとえば過去にゲームをやめられたときはどういう状況だったのか?テスト前にあまりの危機感でゲームする気が起きなかったとか、ゲームに飽きてほかにやることがなくて勉強していたのか?
その時と同じ状況を作り出すにはどうしたらいいか?親に叱ってもらうのがいいのか、友達と励まし合うのがいいのか、それとも将来のことを考えてひどく不安になって必死で勉強したのか?

 

その時と同じ状況を再現すれば勉強できるようになるはずなので、できる限り同じ状況をしっかりと作り出します。
あるいはもし同じ状況を作り出せない場合、この方法は役に立たないことが分かります。その場合はほかの方法を試すまでです。

 

もし自分が過去に一度も問題を解決したことがなくても、誰かほかの人が解決したことがあるかもしれません。
その解決方法を詳しく調べ、自分に取り込んでいけば、解決する可能性が出てきます。

お知らせ

次回の「関西創作交流会(主に自分の作品を見せながら雑談する会)」は9月9日(土)寝屋川市で行います。参加費無料なのでぜひご参加ください。

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8章のまとめ
この章では問題を具体化し、詳しく分析・認識することで問題の具体的な解決を探る方法を学んでいきます。
問題を認識する
勉強の習慣を身に着けるために、勉強できない自分の悩みを取り上げる必要があります。しかし問題の根源は勉強と一見関係なさそうな場合もあります。
一見無関係そうな問題の根源を処理する
悩みを解決するためにはその原因を探る必要がありますが、それは意外な原因であることもあります。自分のストレスの原因がなんなのか説明してみましょう。
問題を詳細に探る
問題が分からなければまず目標を立てて勉強してみます。うまくいかなければこれを分析し、問題行動がなんなのか探っていきましょう。
5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どうやって)
自分の悩みに対して、いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どうやって?と質問してみましょう。問題がはっきりすることで具体的な解決策が見えてきます。
具体化
5W1Hのほかにも、言葉の内容を具体化することで問題の解決がわかったり、不適切な思い込みを治すことができる場合があります。
「もし〜ならば」と問いかけてみる
自分に「もしこのままいくと将来どうなるか」「もしこの悩みを解決したら将来どうなうか」と問いかけてみましょう。それで問題解決の必要性がもっとわかるはずです。
他人に説明するときに役立つ「たとえ」
誰かの協力やアドバイスを得るとき、自分の感覚が理解されにくい時にたとえを使って説明すると分かってもらいやすくなります。
思い込みをなくすための「比較・判断・読心術」
ネガティブな思い込みで勉強する気が出ない場合「何と比べて」「誰がそういうのか」「なぜそれがわかるのか」と質問することで誤った思い込みを減らせます。
意識と無意識を理解する
大半の習慣は無意識で行われるため、それを変えようとした場合、問題が起こる瞬間に意識できるようになる必要があります。

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