小さな目標を何度も成功させることで自信がつく

その日の目標を確実に達成して自信をつける

小さい子供が、親にちょっとした用事を言いつけられることがあります。
たとえば3歳くらいの子供が母親に「あの机の上にある消しゴムを取ってきて」といわれて、消しゴムを取ってきます。
そして母親が子どもを褒めると、子供はすごくうれしくなります。

 

こんなちょっとしたことですが、子供はそれでやる気が出て、自信がつきます。
大人でも似たようなもので、どんな小さな計画でも、そのとおりに実行すれば自信がつき、「次も同じように成功するだろう」と思えます。

 

こういった体験が全くないと、なかなかやる気が持続しません。
ありがちなのが、長大な目標を立ててしまうときです。たとえば「この1か月で問題集をこれだけ進める」とだけ計画してしまうと、1か月たつまで計画がうまくいったかどうかわかりません。
しかもこれだけだと「今日すべきこと、今すぐすべきこと」がよくわからないし、数字でノルマが出ていないのでやる気が出ないのです。

 

1か月後に計画が成功すればそれでいいのですが、うまくいかないとがっくりと落ち込んでしまいます。
長期計画だけ立てるのは、達成が難しいうえにやる気もあまり出ず、悪いことばかりなのです。

 

日単位の計画を立て、まずはそれを確実に実行しましょう。自信がつくと同時に、自分の勉強スピードもわかるようになります。

 

そして先にも述べましたが、人間「できない」と思い込んでいると、行動する気が起きません。
できないという思い込みを治すための一番いい方法は、できるようになることです。小さな目標を立てて達成することが一番自信をつけるいい方法です。

 

勉強だけでなく仕事をするときも、特にリスクの高い仕事では、小さいテストを繰り返し、結果を見ながら何度も修正し、確実に成功パターンへたどり着けるようにします。

 

 

結果が早くわかることの重要さ

この「結果が早くわかる」ことが大事です。
なぜなら、もしかするとそのやり方は間違っているかもしれないからです。

 

このサイトをどんなに読み込んで実践したとしても、すべてがうまくいっているとは限りません。
自分に合わないやり方をしていたり、どこか見逃しや誤解があってうまく進んでいないかもしれません。

 

最初から一つの失敗もなく進んでいくほうが珍しいことなのです。たいていどこかで失敗しているものです。

 

結果がすぐにわかるなら、その問題部分もすぐに修正できます。
1か月たたないと結果がわからないというなら、やり方に問題があっても1か月たたないと間違いかどうかわからず、1か月間も間違ったやり方で無駄にしてしまいます。

 

毎日試し、その日を結果を見て、問題を毎日修正してください。それの繰り返してそのうち正しいやり方、自分に合った計画の立て方にたどり着きます。