複合・追加して使用する

複数の習慣を変える技法を一度に試す

習慣を変えるための様々な技法は、気軽にいろいろ試してみるという方針をおすすめしていますが、どれがうまくいくか、順番に試す必要はありません。
できそうだったら、一度に全部やってみてもぜんぜんかまわないわけです。

 

一つだけに集中してやるより、全部複合していっぺんにやったほうが効果があるに決まっています。

 

たとえば「友人と勉強時間を報告し合う」という方法があります。
これはいわは「見栄っ張り」な人には効果的な方法です。友人に対し、見栄を張りたいから頑張るという、そういう心理を自分で利用したやり方です。
その友達も同じく見栄っ張りな性格だといい意味でお互いに高め合うことができます。
あまりマイペースな人には向いていないでしょう。

 

さらに「目標を守れたらちょっとした報酬を与える」という方法もあります。
たとえば今日は30分勉強すると決めて、その通り30分勉強したら、何かおいしいおやつを食べるとかです。
漫画が好きな人は、目標を達したら漫画を読んでもいい、というルールを作ってもいいでしょう。

 

そしてこれを先ほどの、友人と勉強時間を報告するのに追加します。すると

 

「今日は30分勉強した、だからその報酬として漫画を読む。そしてその翌日、友人に30分勉強したことを報告する」

 

というふうになります。
何も律儀に一つずつ順番に試す必要はないのです。

 

あるいはこの2つの方法を、追加的にではなく複合的にしてもいいでしょう。それは

 

今日は30分勉強する目標を立て、30分勉強した。次の日にそれを友人に報告し合い、目標通りにできたら相手に何か報酬を与える約束をする。

 

というやり方になります。
もちろんこのような他人を巻き込むやり方は、相手もその気にならないと不可能ですが、もしお互いやる気になれば、「約束」という人間関係の強制力で、かなりの効果が期待できるでしょう。
ただその友人がもともとだらしない人間で、約束してもちっとも守らず、それに罪悪感も感じないような人間であれば、こんなことをしても意味がありません。

 

 

アイデアを出す

どう組み合わせるかというのは、いくらかアイデアが必要かもしれません。

 

先の例ですと、友人と報告し合うという方法を取っても、どうもやる気が出ない、友人もあまりやる気がなくて、なんとなくうまくいっていないとします。
でももしかすると、お互いテスト前のときだけはこのやり方で必死に勉強するとするなら、テスト前限定でやるといいでしょう。
実際、テスト前に友達の家に集まって勉強する人はかなりいます。報告し合うだけより、一緒に勉強すると効率がいいかもしれません。
そのへんの調整はやってみないと分かりませんが、要するに必ずしもここに書いてある通りにする必要はないということです。

 

要点をつかんだら、効果を失わない程度に自分のやりやすいやり方にしていいのです。
そしてそのやり方が効果があるかどうか、必ず後で測定してください。

 

まったく効果がない(しばらく続けても勉強時間が増えない、あるいは勉強時間が減った)のに続けては意味がありません。

 

お知らせ

2017/7/29(土)「関西創作系オフ会」を開催いたします。ご参加お待ちしています。

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11章のまとめ
習慣を変えるための技法がたくさんありますが、やりやすいものから片っ端から試してみてください。当たりはずれがありますが、うまくいったら継続することで効果を期待できます。
習慣を変化させるための技法を実施する
習慣を変えるためのあなたにしかない資源があります。それを最大限生かすことが早く良好な結果を出します。
どの方法が有効なのか
習慣を変えるための技法はたくさんあります。やりやすいものからどんどん試していき、効果があれば継続しましょう。
それぞれの方法は複数の段階にまたがっている
習慣を変えるための技法はそれぞれ、習慣を変えるための段階においては複数の段階に影響します。だから今どの段階でつまずいているかわからなくても、気楽に片っ端から試していけばいいのです。
叱咤激励でうまくいく場合
叱られたり怒鳴られたりして勉強の習慣を変えられることはめったにありません。

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