BOX理論と遠近法

拡大縮小の問題

  • 遠近法の拡大縮小具合
  • 適当な値で拡大縮小

 

「カメラの距離」と「画面の枠」

  • カメラの距離
  • 画面の枠
  • ズームと枠の大きさ
  • 「無限遠方」とは?
  • 平行カメラ

 

遠近法の数学的理論

  • 遠近法の使い方
  • 近似計算について

 

透視図法

  • 消失点とは?
  • 一点透視図法
  • 二点透視図法
  • 三点透視図法
  • 複数点透視図法
  • 透視図法の限界
  • 消失点の正体
  • 出だしの位置は?
  • 消失点と無限遠方
  • 消失点群という概念
  • 消失点群の正確な出し方

 

消失点群の描き方

  • 枠の取り方と消失点群の位置
  • tan(タンジェント)
  • 消失点群の相対位置の数字計算
  • 理屈がわからない場合
  • 最初の15度の位置はどのようにして決めるのか
  • 0度の位置の決め方
  • 視野の球面について
  • 理屈がよくわからない場合
  • 視野角度が上に狭い理由
  • 画面の大きさ(縦横比率)の設定

 

BOX理論に応用

  • 三角形の相似
  • 三角形の相似の条件
  • 座標系の問題
  • BOXの計算
  • 短縮法
  • 消失点が画面外にある場合

BOX理論と遠近法記事一覧

拡大縮小の問題

遠近法の拡大縮小具合さてこれでBOXはどんな角度からでも描けるようになったと思われるかもしれませんが、最後の問題がまだ残っています。それは「遠近の拡大縮小」の問題です。何かというと、数学的な値は三角関数で求められるのですが、実際にはカメラからの距離によって、物体は大きく見えたり小さく見えたりするので...

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「カメラの距離」と「画面の枠」

カメラの距離先ほど説明した「物体の遠近によって拡大したり縮小したりする現象」についてですが、これについてもう少し見ていきましょう。実はこの「拡大縮小率」というのが、物体と目の距離によって変化します。何かといいますと、たとえば目の前に何か箱型のものがあるとします。これにめいいっぱい顔を近づけて見ると、...

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遠近法の数学的理論

遠近法は「パース」あるいは「パースペクティブ」ともいいます。同じ意味です。使い方だけ覚えればいいこれから遠近法について、数学的に厳密な値を計算していきます。が、必ずしもすべての理屈を理解する必要はありません。理論自体はかなりややこしいところもありますし、いちいちすべて厳密に計算していると、時間がかか...

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透視図法

市販の遠近法理論でよく使われる図法に「透視図法」というのがあります。復習の意味でもこれの説明をしておきましょう。透視図法には「一点透視図法」「二点透視図法」「三点透視図法」などあります。消失点とは?透視図法をやる前に「消失点」というものについて簡単に説明しておきます。画面の中で、ある地点から奥行き方...

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消失点群の描き方

枠の取り方と消失点群の位置絵画には「枠」という概念があり、実際に人間が見ている景色の一部を切り取っている状態になります。消失点群というのは視界の中の特定の位置に存在しますが、画面の枠の取り方によって位置は相対的に異なって見えます。画像:視界全体と枠の取り方。大きな枠と小さな枠と消失点群。画像の絵の画...

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BOX理論に応用

ここまで遠近法について延々と説明してきました。これで建築物などの奥行き線の角度については正確に描けるようになりました。ではBOX理論にどうやって応用するのでしょうか?この章の最初のほうで、BOXの面の拡大縮小についてお話しました。この拡大縮小率については、とりあえず「適当に」といっていました。画像:...

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